西洋絵画の歴史


絵画の制作に大きな影響を与えた西洋絵画の時代背景

作品には作家の思想が強く反映される。
そして、作家の思想は作家が生きた時代が色濃く反映される。
今回はそんな作家たちが生きた時代を知ることで画家と時代の関係を感じていきたい。

【15〜16世紀】ルネサンスという大変革

中世ヨーロッパは、王侯貴族による封建社会やキリスト教の厳格な戒律に縛られた時代だった。
画家は教会の装飾や聖書の挿絵を描くだけの職人として存在していた。
15世紀に入ると北方のフランドルでは油彩技法による写実的な絵画が誕生したが、西洋絵画の本格的な発展は、同世紀に商工業都市フィレンツェにおけるルネサンス運動から始まる。
これは人間精神の自由を謳歌したギリシア・ローマの古典文化の復活を目指したもので、自然科学の進展と連動し、レオナルド・ダ・ヴィンチなど天才たちによって新しい絵画表現が生まれた。
子の潮流は商業都市ヴェネチアや、フランス、ドイツ、フランドルなど各地に波及した。
優れた画家は工房を構え、多くの弟子との共同作業で、新しい美を求める王侯貴族や協会や富裕市民の注文に応じていた。

ピカソの意外な素顔とは?

こんにちは!店長の小田島です!
本日は今年10月25日で生誕130周年を迎えるパブロピカソについてお話致します。

ピカソは1881年スペインで生まれ、生涯で144800作品も描きました。
この記録はもっとも多作な芸術家としてギネス記録としても残っています。

ピカソを代表する作品に、ゲルニカアヴィニオンの娘たちなどが主に知られています。
そんな中でもピカソの描いた作品に多く出てきた題材が鳩です。

ピカソは鳩を大切な友達として彼に大きな影響を与えました。

アトリエには妻され入れない彼でしたが、鳩は特別に入れていたそうです。
また娘にはパロマ(=鳩)という名前を付けました。
ピカソ  鳩と少女

パブロピカソ 鳩と少女

本日も店長日記をご覧頂き、ありがとうございました。
次回はシャガールについてお話させていただきたいと思います。

格安リトグラフの販売サイト

格安リトグラフの販売サイト

格安でリトグラフを販売している場所を探している方も多いでしょう。
リトグラフと一言にいってもその印刷方法は様々なものがありますので注意が必要です。
もっとも大切なのはリトグラフといってはいるもののポスターと画質が変わらないような質の悪いリトグラフを買うことがないように注意しましょう。

また、リトグラフが格安であっても額縁で1万円以上とられたりマットの加工で数千円の追加料金がかかってしまうケースも非常に多いのです。絵画を買うときにはすぐに飾れるように額縁とマットをいれて合計料金で格安なのか割高なのか考えましょう。

そして、格安のリトグラフはインターネットでも売られていますが、インターネットで購入する場合には返品が可能である旨の記載がサイトにあるか確認をしましょう。リトグラフをインターネットで買った際に粗悪品を送付され、返品を仕様としたが返品を受け付けてもらえなかったとのトラブルも発生しています。

絵画の購入をする際はその画廊やサイトが信用に値するかどうかを確認することも重要になります。
お気に入りの絵画はじっくと時間をかけて探しましょう。

格安複製絵画の販売

格安複製絵画の販売

インテリアアートとして複製絵画は非常に人気があり様々な画廊で販売されています。
やはり素人が描いた絵画よりも世界中に評価をされている画家の有名作品の方がインテリアとして魅力があります。
しかし、販売している有名作品の複製絵画であれば何でもいいわけではありません。代表的な例がポスターです。
通常のポスターは絵画にふさわしい紙質や技法で刷られていないためすぐに色あせてしまいます。
そのため、すぐに買い換えをしなければなりません。また、その紙質からすぐにポスターであることがわかってしまいます。

価格以上の価値のある複製絵画としておすすめなのがリトグラフなどの絵画用の印刷方法を利用した複製画です。
有名な刷り師の方が刷った作品は数十万円しますが、インテリア用の有名絵画のリトグラフであれば数万円で購入できます。

複製絵画を購入される方は数万円で手に入るリトグラフ絵画の購入をお勧め致します。
もちろん額縁やマットを別で購入するといくら追加費用がかかるかわかりません。
そのため、額縁やマットもセットになって購入できる格安複製絵画を販売しているお店で購入することをおすすめします。

絵画の購入は投資対象か

絵は投機の対象になるか

絵画は投機の対象になるかと言いますと、これはまず、なってはいけないと思います。持っていた絵が、自然に月日を隔てる間に「こん なに高くなった」ということはあっても、投機が目的になっては絶対に行けないと思います。絵を金儲けで買うのはやはり邪道です。

美術言うのはお金儲けとは違う世界です。確かに画商は、商売として絵画を扱います。でも買う方たちはそれを商売にしてはいけないと 思います。やはり絵というのは楽しんで持つ物であり自分自身の感覚を育てるためであったり、楽しませたり、安らぎを与えたりという 大きな付加価値を持っています。

絵には市場価値という物があり、確かに値段を持っていますが、値段の遊びはしないで欲しいと思います。高くなるからと思って買った とか、およそ値段遊びをした人の方が失敗しています。そういう人は、絵を見ていないで、値段ばかり見ているので、以外にいい絵を買 っていなかったりします。やはり好きで買っている方は、いい絵を見る目を持っています。好きな絵を買うと言うことが美術のコレクタ ーとして、大事なことだということです。

ある程度地位の確立した作家は、資産価値としてはゼロになりません。ただ急いで売りたいときとか、処分しないときには、買った値段 より多少安めになってしまうことはアルト思います。どうしてもすぐに換金したいと言うときに、画商の方で、買ったときよりもすごく 高く買ってくれる場合と、その作家に対して、「この作家は売りづらい絵だから、少し安めです」と言われる場合があります。

そのため、シャガールやピカソなどの有名な絵画を購入されることをお勧めします。

絵画の画家のサインについて

絵画の画家のサイン

弊社も作品のサインについて問い合わせのご連絡を頂く場合があります。 サインは、その作家の物であるという証明になるものですが、作家によっては若い頃の作品にサインをしていないというものもあります 。あるいは、ピカソの作品では、アトリエにあった物には、サインがないというものもあります。または裏に描いてあるものがあったり 、若い頃と、中期と晩年にサインが変わると言うこともあります。

日本画の場合は、落款やサインによって、いつ頃の物かがはっきりわかるのですが、洋画の場合は、そこまではっきりしていません。だ から、必ずしもサインによって、偽物か本物かがわかるということではないのですが、このサインがあるから、この時期の作品ではない と見破られる場合はあります。

カタログ・レゾネの中に、サインだけを収録しているページがあって、同じ作家でもいろいろなサインがあると言うことがわかるように なっています。

美術館の楽しみ方【美術館での注意点、販売している絵画について】

美術館の楽しみ方、美術館で販売している絵画

美術館に行くときは、まず開館時間と閉館時間、休館日を確かめるようにしましょう。
海外に行く場合には、短い旅の時間を有効に使うために、日本にいる間に、調べておいた方がいいでしょう。
パリやニューヨークなどの大きな歳で、いくつか美術館のあるところでは、たいてい週一回、月曜か火曜をお休みに
するというように、二通りの休館日を定めてあるところがあります。どこかしらは見られるようになっているのです。
たいていの美術館は週一回の休みですが、ロサンゼルスのノートン・サイモン・コレクションのように週に3日休む
というところもあります。 あるいは昼から開いているとか、反対にパリのポンピドー美術館のように曜日によって、夜遅くまで開いています。

また、美術館ではよく絵画のかけ替えや特別展示展などへの貸し出しをするので、是非見ようと思っていた絵が
なかったということもあります。そういう情報をあらかじめ知っておくと、とても動きやすくなるのです。
そして、美術館にはそれぞれ自信の名画があります。そして、名画のリトグラフや版画が売店で販売されています。
美術館で販売している絵画もそれぞれ非常に味のある作品となっていますので見てみるのもいいでしょう。
但し、美術館で販売しているからといって品質がよいわけではありませんのでそこは注意が必要です。